かしこく美しく上品な、あの「名犬ラッシー」に憧れて、コリー生活に入った。 実際にジュリと暮らして、意外だったこともあったけど、憧れたとおりだった。 コリーズの集まりに誘ってもらうようになってからも、その思いは変わらなかった。 それが、あるとき、ある集まりで、あるコリーを見て、びっくり。
どろんこコリーがいる! どろんこに足を入れて、どろんこ遊びをめいっぱい楽しんでるコリーがいる! 雨が降ると決して外にでないし、水たまりはしっかりと避けて歩くジュリしか知らなかったから、もうびっくり…! そのどろどろの足で爆走してるし。 だけど、だけど、 すごーく、楽しそう! 呼ばれると嬉しそうに駆けてきてオヤツを貰ってた。 こんなに元気な、いたずらっ子みたいな、カワイイ、甘えんぼうな、こんな魅力のコリーもいるんだ~ って、感心した。そのときは。
何年かして、あの子にそっくりなコリーが我が家にやってきた。 それがアド。 似ているはず! だって、あの子はディーテママと同胎の子だった。 つまり、アドのおじさん。 名前はジミー君。 「ジミーおじさん」だった。 「おじさん」というには、可愛くて若すぎたけど。 それが分かってからは、ますますアドと重ねてみていることが多くなった。 似ているといっては笑い、 「ジミーおじさん、 グランドチャンピオンになっただけじゃなく、 グランドデュアルチャンピオンになったんだって!」 と言っては、ジミー君を目標にし、 病気になったと聞いては自分の事のように心が痛んだ。
そのジミーくんが逝きました。
大好きな家族に囲まれて、 いつもいた まさにその場所から、お空に旅立って逝きました。
ジミー君、わすれないよ。 わすれられないよ… いつまでも…
ジミー君とアド アドがグランドになった時も一緒にリンクにも並ばせてもらってたね。
テーマ:コリーと暮らす - ジャンル:ペット
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